木さんの連絡網
予想外に早く移動の時がやってきた
決めたのは自分だけど、もうちょっとこの土地にいる予定だった 今回は物理的に引き剥がされるよう。
この窓からの眺めが好き。
木の葉っぱはイルミネーションみたいにレースみたいにスカートみたいに 風は目に見えないのにフワフワ、フワフワ、
木さんに恋をしていたのです。
離れるのが名残惜しい、今回はこうやって移動を決めました。もうちょっと私に力があったなら。
今候補地の先にも木さんたちがいて、どうか連絡網で私のことを伝えて欲しいなとお願いしてたんだけど、どうやら今の所は伝わってないようで、、
私は次にどこへ行くのかわからない状態。
制作の時もそうだけど、アイデアがないことが1番辛い。
ただの流れに乗るだけで今はいいのか
水は黒いし
人は多いし
木さんに電線があるし
出かけるわけじゃないし
この土地で学ぶことに決着ついてるではないか。
いろんな理由をつけて、ここと、決別をかためていくのです
名残惜しい、介護士のときもその単語でもって、心と人のバランスを保ってる
やり切るより名残惜しい気持ちを置いてく方がちょうどいい、はず。
木さん、また会いにくるね
またここに来たい たぶん、それがないことを知ってるから今回は辛い。
お別れです。